World Championship of The Memory>>
タイトル Learn to Remember
著者 Dominic O’Brien
邦題 「記憶力 世界一チャンピオンの㊙記憶術」
発行元 ガイアブック 定価 1800円+税
失語症と診断された著者は、授業で先生の言葉も理解できなかったという。16才で授業についていけず、ドミニク・オブライエンは高校を退学になった。
その後彼は、どうしたら自分自身の能力を伸ばせることができるかを考え、さまざまなトレーニングを試みた。
著者オブライエンは1998年にクレイトン・カーロべという名の男と運命の出会いを果たす。
クレイトンはオブライエンの前で、わずかな時間でトランプを暗記してみせた。
驚くべき記憶術を見せつけられれ、オブライエンは触発された。
オブライエンはおそらく自尊心が高い人物だと思う。「自分にもできるかもしれない。」そう感じたに違いない。
その後オブライエンは、その記憶の秘密を解き明かすべく、3か月のトレーニングを開始した。
トレーニングを終えた彼は自分自身のことを、脳が新しく生まれ変わったようだと著書の中で述べている。
この書籍は記憶の歴史や脳の仕組み。記憶の種類とその記憶力を高めるトレーニング法を公開している。
演習1~25を1日1つでも2つでもいいから実践すれば、思い出す技術を高めることができるという。
またオブライエンは”継続”が自分自身の新しい能力を発見することができるのだという。
記憶を高めるための睡眠や筋力トレーニング、呼吸法や食事に至るまで学習には欠かせない内容も紹介している。
彼の頭の中の情報空間には”学んだことやであった人などの記憶について”きちんと整理されているかのようだ。
この書籍に挿入されてい「絵」も記憶の迷路に入ってゆくというイメージで、不思議な世界を感じさせてくれる。
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