洋書を解読。
以前読んだことのある加速学習の内容の本だ。
これを書いたのはDr.アリスタール・スミスという人。
なんとPhotoReadingで有名なDr.ポール・R・シーリィと一緒に最先端の学習の研究を進めている。
日本において、加速学習はあまりなじみがないかもしれない。
NLP,
VAK,
BAISIS,
Model,
CrossCrawl,
Mulyiple Intelligences wheel,
Leaning Style Preference,
SMARTなど、効果的な学習のサイクルやメタスキルなどがたくさん紹介されている。
加速学習は一線を隔した、独自の学習形態だ。
もちろんマインドマップやイメージストリーミングなどの手法も紹介されている。
この加速学習の研究に携わる研究者は、一つのコミュニティーを作り互いに研究の成果をやり取りしている。
どちらかといえば閉鎖的になる傾向のある学会において、加速学習の権威といわれる博士たちはいまだに研究の成果を学びあっているのだ。
彼らは生徒や友人から学んでいる姿勢は、非常にフランクで、たのしそうな雰囲気が、この書籍からイメージできる。
加速学習はそもそも呼吸法を取り入れバロックのリズムで記憶してゆく、Dr.ゲオルギ・ロザノフ博士の流れをくんでいる。
SuperLeaningなどでも、バロック音楽は積極的に取り入れられている。
この手法は、東洋的なYOGAなどのトレーニング方法もとりいれられ、ラージャヨガなどが源流だといわれている。
こうして加速学習について歴史を調べたり、トレーニングやメタスキルを学んで行けば行くほど、自分自身の先入観や固定観念が見えてくる気がする。
この書籍はThe Scool Effectiveness Seriesのシリーズの一部で、さまざまなケースに合わせ全部で10巻の構成になっている。
専門的なものなのだが、わかりやすく書いてあって、辞書で英語を調べればなんとなく理解できる書籍になっている。
推薦文はなんとピータクライン先生も書いていて、この本の素晴らしいものかが分かる。
この書籍のシリーズが日本で翻訳されていないのが不思議なくらいだ。
この本はAmazonを通じてイギリスからとどけられた。
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