「速読」というと”ページをめくるだけで、何が書いてあったかを瞬時に答えるという物”といわれるが、このPhotoReadingは少し考え方が違う。
文書や書籍を、読みすすめようとした場合、人間は意識上では8バイト程度しか認識できない。
要するに集中できない状態に陥ってしまう。
これをドキュメントショックというのだそうだ。
読みすすめるよりも、無意識が様々な連想が起こってしまう。
つまり文書の内容によりイメージが速くふくらみ、心の中でどんどん連想が始まってしまうのだ。
無意識のイメージや感情のバリアで、はじめて手にする文書をすんなり読み進められるケースは少ないらしい。
多くの人は、書籍を買っても5分の1も読まずにおわってのだそうだ。
少なくとも1年前までは、私がそうだった。
恥ずかしい話だが要するに私は、1冊の本すら読み終えることができなかったのだ。
まして読んだ書籍をノートにまとめたり、過去に読んだ本を復習したりは決してできなかった。
もしかしたら私の読書は書籍を買い込み、わかったつもりになっていたかもしれない。自己満足というものなのか?
つまり、書籍のコレクターをしていたことになる。
仮に書籍を読めたとしても、時間の経過によってその本の内容は稀薄になり、忘却へと葬り去られる。
私の場合、一度読んだ本は、もう開かれることはなかった。
その時読んだ本は、カンフル剤的な効力は生まれるものの、その書籍に書かれていることは実行しなかったし、スキルは身につくことはなかった。
私がフォトリーディングするようになったきっかけ。
私はマインドマップというものを知らなった。
中心のセントラルイメージから放射状に色の枝を伸ばしてゆく、独特なノート術だ。
私はこのマインドマップが好きになった。大きな画用紙を買って、たくさんのマインドマップを書くようになった。
その後、マインドマップというものを日本に紹介されてている方が、神田 昌典さんだということを知った。
神田先生は、作家であり、日本においてはカリスマ的な企業のコンサルタントだ。
その神田 昌典さんが翻訳し一躍ベストセラーになったのが「あなたも10倍本が速く本が読める」という本だ。
私は昨年の秋ごろこの本と出合い、「これが真実だったら嬉しい。」
と考え、書籍が書いてある通りにフォトリーディングを学んでいった。
フォトリーディングはじめた当初は、異常に眠くなることに気がついた。
今考えると、細胞で読むという作業に脳の活動が活発になり、酸素補給が間にあわない現象が脳の中で起きていたのではないかと推測する。
その後も、毎日この黄色い本と格闘した。そして、この書籍の読書ノートやマインドマップは何度も書いた。
なぜかといえばこのスキルを身につけ、さまざまな書籍をまなび自分を向上させることができるかもしれないと考えたからだ。
1年後、私は新米のフォトリーダーとなった。
短時間で書籍をざっと見て、フォトリーディングをする。その後キーワードを調べて、しつもんを作り読みたいという好奇心を高める。再度、質問を作り直し、活性化という作業を行う。
最後にマインドマップを書くこともあれば、読み始めの時に目次から書籍の構成がどうなっているかを調べることもある。
こんな風に、書籍が早く理解でき記憶の定着もかなりの手ごたえを感じている。
正式のリ-ディングンは、次の5つのステップを踏み文書や書籍を読みすすめてゆく。。
5つのステップとは
1.準備 2.予習 3.フォトリーディング 4.アクテベーション 5.高速リーディング
このステップは、さらに細かい手順に分かれれる。
初めはめはカードや手順を書いた紙をみながら、このフォトリーディングの手順を覚えるしかないらしい。
逆に言えば、これを身に付けられれば、書籍が格段に読め深く味わうことができる。
さらにこのスキルは、読書ノートも作れるというおまけがついている。
書籍を活性化する場合、気をつけなければいけないのは、準備や予習段階で文書を読み込んでしまうことだ。
準備や予習段階では、文書に入り込まず目的を明確にし、その質問やそれに付随するキーワードを調査する。
読むのを我慢するのだ。
その後集中状態を保って、視線をぼやかすソフトアイにを使いベージをめくり、下意識にインプットする。
この時に、視覚野のある後頭部を意識する、みかん集中法というのを使う。
そのあと質問を作り脳に問いかける。
生産的休息をとり、質問についての答えを探してゆく。
答え探しをする際に、スーパーリーディングとスキタリングという読み方をおこなう。
文書を上から眺める感覚で、気になるところをさっと読み込む、また全体をバーとながめる。
全体を眺めるのを高速リーディング、拾い読みをすることをスキタリングという。
このスキタリングとは、目を不規則に動かすアメンボの動きのような読み方で、要点やポイントを探してゆく。
このような読み方をスキタリングという。あくまでも活字に長い時間視点を落とさず、目的の即した内容を探すのだ。
文書の重要なところは全体の4~11パーセントともいわれ、それ以外は読まなくてもいい部分なのだそうだ。
内容を理解できたら自分の言葉でまとめる。
それをマインドマップというノート術を使って、理解を認識に変える。
マインドマップとは中心の概念から、色のついた枝(ブランチ)をのばし、関連する言葉やイラストで記憶のフックをけをする、独特のノートのとり方を言う。
あとは、マインドマップを再度復習し、理解したことを深く認識できるようにする。
こうすることで、知識は長期記憶にかわり、さなざまな脳の情報と絡み合い、新しい情報が脳の中で更新されてゆく。
さらに高速リーディングで思う存分速く読んだりじっくり読書を楽しめばいいのだ。
i Booksなどは、WEB上で読める書籍を言うのだが、学習の際は私はリアルな書籍を利用する。
メモを書き込んだりや手軽にパラパラ読める紙の書籍は、まだまだ需要はあると思う。
目的をきちんと決めていないと、インターネットという情報の波に乗るどころか、遭難してしまうことが多いからだ。
疑問が解決したり、理解が進めば楽しさを味わいことができ、もっと知りたい問い意欲的状態になるのか、フォトリーディングの醍醐味だ。
もっとその情報を深く堀さげたいときには、関連する書籍を4~5冊えらび、フォトリーディングするという、一段階上の読書法もある。
このリーディングをシントピックリーディングという。
さらに、意識上で読まないダイレクトラーニングという、魔法の書籍の読む方がある。
日本においてはなじみが少ないマインドマップやフォトリーディングは、欧米では一般的な学習法で、暗示学習や加速学習という。
この手法は、自分で学んでいくことも可能だ。
さらに言えばリラッスさせる、サブリミナル音源を用意するとおかもしれない。
書籍を読むことが楽しくなる「フォトリーディング」、ぜったいお勧めです。
私は読書ブログまで作っちゃいました。
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