2011年7月9日土曜日

Photo Readingには続きがあった・・。

 能力開発の世界的権威、ポール・アール・シーリィが、誰も教えない秘密をこっそり教えてくれる。

しかも、工夫次第でこの本だけで、自分の知らない可能性の扉を開いてくれる。

フォトリィーディングを日本に紹介した神田 昌典さんは冒頭で次のように語る。

一般的にいって、我々は知識を吸収するのは得意である。ところが、その知識を実行することは苦手だ。

また得られた知識に対して感想を述べたり、批判したりすることはできるのだが、実際に行動にすることは難しいのだ。

つまり、「何をどうしたらいいかわかっているが、実行できない」というジレンマに陥ってしまう。



なるほどその通りだ。1年前に学んだことすら忘れさられ、人は新しいものに飛びつくことはよくあることだ。

また、「創造的問題解決で矛盾した問題が消える」の章では、私たちの正しいと思いこんでいることが、実際に次の問題で有効とは限らないことを示唆している。

これは正しいことが間違っているという極めて特異な例で、私たちは「うまくいったことを有効な方法」だと認識する。その神経機能は、うまくいったことを記憶するようにできていると、シーリーは述べている。

「人間は問題解決をしようとしながら、自らを失敗に追い込んでいる。」つまり、「新しい方法を試みているつもりで、実は今までと同じことを繰り返しているに過ぎないときに、人は自ら失敗へと進んでいる」と著者はクライアントのとの接触で、強く感じるという。

いずれにしても、自分自身の心の枠を認識し、自分の新しい知識と仮定、実際に行ってみた経験によって原理を追い求めるということなのだろうか?

このサイクルをナチュラルブリリアンスモデルといい、4つのSTEP
が紹介されている。

1.解放 2.感知 3.反応 4.確認が4つのステップだ。

私はPhororeadingは初心者なのだが、このスキルを学び始めて、新しい自分自身の可能性や、物事への興味がわきだしたように思う。

本書で述べるように、目標を設定し動きだせば、現在にとどまりたいという揺れを感じることは真実だ。これをストップサインが点灯すると本書では表現する。

思いと行動にはずれがあり、そういった人間のあいまいさを許容して、何度もチャレンジすることで、新しい自分の小さな成果を確認することができる。

目標達成について経験する知らないことや、うまくいかないことについて私たちは、これでいい方向に進んでいるのだろうかと不安になったりもする。

その際、新たな気持ちで物事に取り組むには、モチベーションを保つことが重要だ。

なんとなく気分が乗らないというのは、ゴールに進む際に自分の心理的バリアが働く。

そんな時には気分を変えてくれるリラクゼーションやエスササイズをやってみる。

これが本当に不思議なのだが、30分前の心理状況とガラッと変えることができる。

このリラクゼーションは、プログレッシブ・リラクゼーションといい、ナチュラルブリリアンスモデルにおいて自分の心と体を開放することは必須の条件となる。

だだしこの書籍は内容な非常に濃厚なので、書籍を分割しながらノートを取るか、書籍の一つのスキルを何度もチャレンジするのがいいと思う。

私はこの本は多分、10回以上は読み、大きな模造紙に5枚のマインドマップをまとめたのだが、理解度は50%程度だと思う。

ここで学ぶのは暗示学習というものだから、本当なの?ということをすて、信じれば見えてくる要素は確かに存在する。

いずれにしても、意識上で学習することは忘却の度合いも高い。

自分自身に強大なデータベースを持っていることに気が付けば、あとはあきらめずに情報を取り込み計画をたてそれをこなせばいいのだ。

読み進めながら、実際のエクササイズをすべてこなし、面倒だと思うことは特に実行しなさいと、学習の権威ポールが言っているのだから素直に従った方がよさそうだ。


書籍   潜在意識であらゆる問題が解決できる あなたの才能を目覚めさせる

「ナチュラルブリリアンスモデル」4つのステップ

著者   ポール・R・シーリィ

出版社  フォレスト出版

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学習計画と実績表

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