英単語を暗記すること。
これはかなり困難な作業だ。
目に見える具象名詞であればある程度、英単語と訳を結びつければ可能だ。
だが会話や黙読の場合、その意味が即座に浮かばなければいけない。
テストや会話はスピードが求められる。
だからあやふやな記憶は実戦では機能しないことになる。
理想は無意識に英語を使いこなせるようになることだ。
短期記憶から、その英単語をみれば、その意味や内容がわかる長期記憶に変換する必要がある。
私は短期記憶さえできない英単語を何とかしたいと考えていた。
学習は努力が効果に現れれば、がぜんやる気になる。
逆の言い方をすれば、成果の現れない学習法は生産性を下げ、自分の能力を疑う悪循環に陥る。
成果の上がらない場合、自分の能力の有無ではなく、メンタルのサイクルの変換と学習法の工夫ができているかどうかではないかと感じている。
高校時代の英語勉強
私は高校時代受験で英単語と格闘したが、今振り返ればその方法はかなり間違っていたと思う。
高校時代、私は受験勉強で空いた教室で勉強する仲間に加わっていた。
実は私は高校3年間好きな科目以外は、まったくといっていいほど勉強しなかった。
私はテニス部の所属し、練習を終えて自宅に帰れば、つかれ切っていて勉強どころではなかった。
というか、私は勉強する楽しさを知らなかったのかもしれない。
過去、私の成績は下がる一方で、251人中250番成績をとったこともある。
当時、私の友人は武藤 たけお先生の「英単語連想記憶術」という参考書を使っていた。
私はそのやり方とは別の方法をとっていたが、受験勉強の成果はさっぱり上がらなかった。
友人は埼玉大に合格、私は浪人に甘んじた。
40年語り継がれる、受験英単語のバイブル
友人の使っていたその単語集は、今でも受験生のバイブルであることを最近知った。
英語の読みを既知の日本語で表現、語呂で日本語の訳と組み合わせ、「連想で」英単語を記憶していくもの。
私はこの武藤先生の「英単語連想記憶術」1~3を買い求め、早速英単語の記憶の挑戦した。
これを行うとかなり短時間で英単語が記憶できることがわかった。
たとえば蛇口の”tap”はコップに蛇口の水を「タップり注ぐ」と当てはめ連想で記憶する。
このやり方語呂を当てはめるのに少々時間はかかるかもしれないが、英単語の記憶は確実性がある。
高校時代のこの参考書の価値がわかっていたら・・・。
後悔しても始まらないが、それぐらい「英単語連想記憶術」は英単語が面白いように自分のものになる。
インプットは数分で完了>>音読しイメージで英単語やフレーズを獲得・・・。
この「連想記憶術」は私にとって、英語の勉強を加速させるカンフル剤になりそうです。
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