2011年3月27日日曜日

日本の教育を憂う。

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1、七田先生の本

Shichida Methodといえば海外ではかなり有名な学習法だそうだ。

七田先生が海外で講演すれば、日本で受ける拍手の時間は3倍になるという。

日本においても400カ所で先生の流れをくむ学習塾が存在し、子供たちの学習効果をあげている。

私の本棚は気がつけば、七田先生の本が多いことに気がついた。

先輩から頂いたのがきっかけで、また七田先生の本を読み始めるようになった。

このShichida Methodは実践すればすごいことが分かる。


2、現在の教育の環境


私は今、日本の教育というのが、かなり危うい状態にあるのではないかと感じている。

学校は会社ではなく、成績がいいからよい子、そうでないからダメなことレッテルをはってはならない。

教育とはどうやって学ぶかとか、好奇心をかきたてるなど、生徒の学ぶ環境作りが大切だと思う。

いま親御さんは、さまざまな危険から子供を守ろうと、車で送り迎えをするようになった。

だが一般に危険なことはそうあることではなく、逆に私がそうされたら窮屈さを感じるに違いない。

わたしは幼稚園に何度か送り迎えをしてもらったが、雨が降ったって雪が降ったって自分で学校へ通うことができた。

かわいそうなのは、もしかしたら子供さんかもしれない。

自由がない。これをしてはいけません。何かと制約が多い。

道草という言葉は使われるかどうかわからないが、駄菓子屋や友達の家に回るのが私の楽しみでもあった。


3、答えが間違っていたら、生徒の胸をたたいてもいいのか?


今の教育を自動販売機にたとえたお話がある。

自分が自販機にコインを入れ、ほしい缶コーヒーのボタンをおす。

もしコーヒーがでてこなかったら、自販機を”こぶし”でドンドンとたたくかもしれない。

一般的に、今の教育はそれに近いものがある。

知識というコインを投入して、答えというコーヒーがでてかなかったら、採点という評価がある。

成績が低く、何でできないんだと詰問されたら、子供だって勉強が嫌いになってしまう。

何がいいたいかというと、問題に対する答えはたくさんあっていい。

出題形式が画一的で、子供たちの創造力やコミュニケーション能力の学習が欠落している。

先生も親御さんのやり玉に挙げられるのか、責任を負う仕組みがなくなってしまった。

なんとかならないものだろうか?

大切なのは楽しんで勉強できる事だと思う。

工夫すれば楽しい授業だってできるはずだ。


4.これからの教育の課題


教育においての問題点は先生や学校が悪いのではなく、スタンダードな世界の教育の視野を広げてもらいたいと思う。

生徒を評価するのであれば、楽しい授業ができる観点で先生を評価してもいいわけだ。

先生と生徒の垣根を外し、一緒に学ぶという空間ができないものかとも思う。

本は、七田先生のような方に教育というものを根幹から変革してもらいたいと思う。

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