2005年時点でこの本は28刷ということだから、かなり売れている。
タイトル 「できる人の話し方 その見逃せない法則」
著者 ケビンホーガン 出版社 PHP研究所
価格 1300円+税
著者は心理学博士号(ph.d)をもっていて、大学で「説得のための心理学」を教えている。
私は心理学に興味があり、いわゆる心や精神的なものに関しての書籍は結構持っている。
だが自分という不可解な存在は、ますます謎が深まるばかりだ。
心理学は実学としてで、普段の会話や仕事にも活用されるるべきものだ。
実際の理論と、現実の人間関係には隔たりはある。
だからこそこういった書籍で、人間関係の中から学んでスキルを身につけなくてはいけないと感じている。
いずれにしても、人間関係を維持していくのは時間もかかれば、労力もいる。
この著書の中に人間関係を簡潔に述べたデール・カーネギーが言葉が載っている。
「自分に関心を持ってもらうには2年時間を費やすよりも、他人に関心をもてば2週間でたくさんの友人を作ることができる。」
私自身、「友人が多いかどうか?」「円滑な人間関係を保てているか?」は疑問だが、そうありたいといつも思っている。
この著書ではOBTという略語が中心のテーマになっている。
OBT(Outcome Bace Thinking)とは、”結果を想定した思考”という意味だ。
そのためには自分が何を求めているかをはっきりさせる必要がある。
自分が何を望み、どんな人間になりたいか?つまり、夢というものが成文化されていていることが前提になる。
人間関係は取引ではない。
自分が何を望み、相手の方がどんなことに悩みを持っているか?その中で、自分が相手にできること考え提案する。
その選択肢がビジネスにつながる場合もあるだろう。
この本はNLPや人間の行動科学の入門書的な内容かもしれない。
円滑な人間関係は、私自身の一生のテーマなのだろう。
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