2011年4月19日火曜日

Super Memory/Super Learning

私がたぶん学生の時に聞いたことのあるスパーラーニングという学習法。

それを始めたのがロザノフ博士という人なのだが、この博士に会い研究を進めたのが、スーパーメモリーの著者の2人だ。

この書籍 スーパーメモリー1992年に出版されたのだが、その内容は色あせることはない。

古典的な学習法かとおもいきや、かなり核心をついた濃い内容だ。

脳の機能や、ヨガによる呼吸法、音楽を組み合わせた学習テープに作り方、などが公開されている。

1分間に60回のリズムを刻むバロック音楽に合わせ、暗記したいリストを、4秒もしくは8秒間隔で録音する。

その録音したテープを4秒もしくは8秒間隔で、呼吸法を行いながらテープを聞く。

呼吸法が気になり集中できない場合は、吐くことに意識するといいです。

これを行うと、脳波がアルファ波やシーター波の状態になり、ダイレクトに情報を心の深いレベルに送ることができる。

実際に行ってみると、眠気を誘い意識は朦朧として記憶できるのかなと不安になる。

実際に英単語などはスーパーラーニングしておくと、学習したことが記憶に残りやすい。

つまり、スーパーラーニングは1発で記憶でき、忘れにくい特徴がある。

この独特な学習法は、従来の繰り返し学習する方法とは、根本的に違う。

無意識に訴える学習法ということだから、かなり画期的であるといえる。

この本には、加速学習をまとめあげた「記憶の果て」のイメージストリーミングのウィン・ウェンガー先生やTony Buzan先生も登場する。

この本古典的な雰囲気があるが、はっきりいって、買いです。

シンプルで実利的な本だとおもいます。


タイトル スーパーメモリー

著者 シーラ・オストランダー /リン・シュローダー

出版社 朝日新聞社

定価 1200円

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学習計画と実績表

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