2011年9月14日水曜日

18カ国語をマスターしたシュリーマンってどんなひと?


私がこの「私はこうして英語を征服した」を読もうと思ったきっかけは、18カ国をマスターした人物がいるという驚きからである。

(サブタイトル 18カ国語を独学でマスターしたシュリーマンに学ぶ。)

シュリーマンはどんな環境で、どう語学を学んだのか?学んだ語学は何に活かせたのか?

さまざまな興味が湧き上がり、一気に読んだ。


書いた人はモービル石油にいた、平田 行雄先生。

シュリーマンは、歴史上の大冒険家で、世界の財宝を求めそれを発見、成功をおさめた。シュリーマン自身も「シュリーマン ートロイア発掘者の生涯ー」などの書物を残している。

シュリーマンは天才的な語学力を駆使し、様々な国の情報を集め、ビジネスチャンスを見つけ、相手を説得し、自分のビジネスを有利に運んだ行動力あふれる人物だ。

著者の平田 行雄先生はその語学の天才、シュリーマンの書に触発され、独自の学習法を編み出した。

平田先生は英語学習を本格的に始めたのは30台後半で、本書のあかでビジネスマン時代の面白いエピソードも紹介されている。

平田先生は、憧れの外資系の会社への転職のため英語を猛勉強し、入社試験を受験。

面接は受けない気でいたそうなのだが、先方から熱心なラブコールがあり就職することとなる。

平田先生は外資系の会社のテストで書いた作文がよかったのかと、自分自身を振り返る。

ここからが平田先生の英語の悪戦苦闘の物語の始まりである。

留学のための英会話学校時代や、耳を抑えた音読法など楽しい学習法も書き加えてある。

平田先生が教えてくださる「シュリーマン方式」という英語学習のメソッドは、非常にシンプルなために取り組み継続することが必要のようだ。

そのシュリーマン方式とは、

沢山の分量を音読すること。

毎日の授業の出席、興味の覚えた問題について作文を書くこと。

先生に作文を添削してもらい、それを暗記すること。



英語学習において、音読や書き取りなどは、手間のかかる方法で、わかっていても実践する事は難しい。

平田先生は、英語学習の障害は様々だが、案外その環境を自分で作り出していたのではないかと述べている。

私の勉強部屋は、様々な種類の教材で溢れている。

つまり絞り込みやプライオリティーが決まらず、学習のパターンがなかなかつかめずにいるのが実情だ。

平田先生もそうであったことが、書籍からもうかがえる。

英語学習に紆余曲折があっていいんだ、先生も同んなじなんだとちょっとホッとした。

本書では語学を学ぶ上で、目的や志だ最も大切だという。

語学を学ぶにはどうしてもやりたい理由があり、意欲さえあれば誰でも「シュリーマン」のような語学の達人になれるのだとも述べている。

好きなことより、英語が学びたいかどうかというとだから、語学は中途半端な気持ちでは、始めないほうがいいようだ。

また英語を使う環境はそれほど多くなく、相手を探し積極的に英語を話し恥を書くことが英語の上達だという。

つまり話しかける、聞き取ろうとする試み必要のようだ。

学習、復習、実践、修正していくことなのだろうか(^-^)/

例えば、最新鋭の携帯を持っていても、電話をかけなければいうことは伝わらないし、相手の話も聞けないという単純なことなのだろう。


さて現在、インターネットにおいて世界の情報やメールのやりとりは、70%以上が英語だと言われている。

私が英語を学ぶ理由は、生の英語で情報を取りたいという事。

日本では翻訳されていない書籍も読みたいとおもうし、欧米の文化は語学を通じて吸収すべきだと考えている。

もしかしたら仕事で役に立つかもしれない。

実際に経済や世界情勢は、混沌とした様相を示しており、正確に事実の把握をしたいものだ。

情報や書籍は翻訳でも読めるが、2次加工されたり、筆者やメディアのフィルターにかけられている。

つまり巷の流されている情報は非常に偏り、正確に伝えられていないケースが多いと思う。

私は、地球上でおきる本当の事を知りたい考えている。



世界で活躍された英語の使い手が、非常に推敲を重ねて書き上げられた、英語の虎の巻。

私自身の英語学習「シュリーマン方式」を積極的に取り入れ、Toeicでは500点を目指して頑張ろうとおもいます。

この書籍は英語を学ばれる皆さんにも、ぜひ読んでいただきたい本です。

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学習計画と実績表

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