これ想像上の動物「トラウマ」。
このトラウマは震災や交通事故、レイプ、児童虐待などで心に深い傷を負った人が悩まされる病気だ。
正式名称をPTSD,心的外傷後ストレス障害という。
その症状は外的なものと内的なものに大別される。
急にキレる、攻撃的になるのが外的な症状だ。
PTSDは軽微な場合、人の悪口やいじめがその状態に当たる。
内的な症状は落ち込んだり、幻覚を見るような内的症状でいわゆる“うつ”といわれるものだ。
この病気は意外にも身近にある疾病で、それにかかっているという自覚症状を感じる人は少ない。
この病気の治療法、日本では薬物治療が中心で行われているが、薬害を恐れそれを患者はその処方された薬を服用しない場合が多いという。
書籍 Dr.デビットマスが書いた「トラウマ」に対する薬物治療以外の処置法が紹介されている。
私は進路や失恋、仕事上でもこのPTSDになったことがある。
この時ばかりは、心の恐ろしい世界を味わった。
この疾病、自分自身が快適な気分でない心理が続く場合、軽度のPTSDにかかっていると思って間違いない。
要因は様々だが、親からの教育による劣等感や、社会の「~してはいけない」という抑圧があげられる。
自分のポリシーや行動の軸がぶれていて、家庭や仕事においての人間関係などの問題が解決できない場合、いずれPTSDに当てはまる症状を引き起こす。
また、メディアやインターネットなどの情報公害も、心理に及ぼす影響はかなり大きいと私は感じていて、テレビや新聞を視聴する場合注意がいる。
私の情報源は自分の目と足で確かめたもの。
だから、新聞もテレビもほとんど見ることはない。
素晴らしい情報でさえ、利害関係や既成概念からゆがめられそれが一人り歩きする。
マスメデアィは多くは、案外受け売りで問題がどうしたら解決するか?の答えが書かれていない。
つまり問題をあおるばかかりで、最近はまた2チャンネルが始まったとテレビを消すよううになった。
書籍は情報の出どころと筆者が原稿をじっくり推敲し、文責がある。
だから私はテレビを見る感覚で書籍に目を通す。
つまり、情報をどこから何を取るのか?ということをもっと真剣に考えるべきだと思う。
さて、書籍の内容に戻るがPTSDの処方箋がこの本ではかなり詳しく書かれている。
1.暫時筋弛緩法 これは、足から筋肉をゆるめ本来の神経機能を回復させる方法だ。
CDでも数多く販売されている。
2.NLPによる記憶の巻き戻し。
NLPは(神経言語プログラミング)パソコンで言うソフトで、心のコントロールパネルともいえる。
これを数分間行うだけで、数時間後や翌日の気分は言葉が劇的に変わる。
パソコンの操作法を覚える前に、これはぜひ学ぶべきものだと思う。
3.カウンセラーによるカウンセリング。
まとめ>>
人間の心はいい状態から最悪な心境にかわる可能性を多く含む。
私たちは、いつPTSDにかかるかもしれない環境にいる。
その現状を知り自分自身の守りコントロールしていくには、リラックスとNLPは必須のスキルともいえよう。
また、周りのかたにリラックス法やNPLの本をお伝えすることで、元気になってもらえたりすることも起きる。
普段起きることにイライラせず、なぜ自分はそういう風に感じるのだろうという自分自身を観察することが大切だ。
先行きな不透明な時代に自分を守る鎧は必ず身につけるべきだ。
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