2012年4月27日金曜日

NLP 神経言語プログラミング。

埋め込まれた恐怖心、偏った思い込みという概念はどのように作られたのか。

今まで見たことや聞いたことは、我々の思考回路を作り上げ、情報に対して無意識にそれを知覚し判断を行う。

人間の脳はパソコンの仕組みに近いとされ、仮にソフトウエアに問題があった場合うまく機能しないという。



環境によって埋め込まれた思考や体験は私たちの行動をコントロールし、うまく一日を乗り切ることは難しい。

自分自身の本来の思考を取り戻し、日常の行動へ向かわせるためには自分の考え方の癖やパターンを認識する必要がある。

NLPはそのきっかけを作ってくれる。

NLP神経言語プログラミングというには、私は最近まで知らなかった。

これは、一言でいえば自分の取扱説明書なのだそうで、心の働きをまなび、自分に脳を自分で使いこなすものだという。


NLPはリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人によって作り上げられた。

NLPは仕事や人間関係、学習など様々な分野で機能する。

特に恐怖心やコンプレックスなど心の悩みを一掃するには、絶大な効果を発揮する。

思い出したくない不愉快な記憶に、色や大きさを変化させる独特の手法は私たちの感情や気分を魔法のように変えてくれる。

過去にあった記憶に修正を加えることで、凝り固まった自分自身の記憶はゆっくりと解けはじめる。

NLPのエクササイズは気分は簡単に変えることができる。

たとえば、楽しかったことを当事者で体験し、不愉快な思いでは傍観者として体験するという振り返りの手法がある。

どんな人にも苦手意識や不得意分野はある。

NLPは思い込みを徐々に開放し、手に入れたいもしくは手放したい事柄についてそのヒントを与えてくれる。

これは視点を変え客観的に自分を振り返り、事実を違った角度でとらえることで、記憶に修正を加えるからで、信念(ブリーフシステム)を変換することも可能なのだという。


われわれ人間は面白いもので、ときとして起こらない心配する傾向にある。

この心理状態が広がれば妄想や被害者意識で心は占められ、価値観や人格まで変化させてしまう。

つまり自分が感じるフィルターで、物事は変化するものだということだ。

自分の偏ったフィルターによって、事実が変換されることもあるかもしれない。

まったく別のものを類推して、思い込みで情報処理することは、得られるメリットもごみ箱に捨ててしまうことにもなりかねない。

それかな日常で、意識が分散し何も手に付かないことを、よく経験する。



自分で行うことが簡単に思えるが、習慣とすることは案外難しい。

自分が決めたことに対して、集中して行動できれば、生産性はかなり向上する。

リチャード・バンドラー氏によれば

集中できないケースは、混乱を起こしていて、知識の過剰によっておこるという。

その解決は、

情報の整理とパターンを使いわけ進むべき方向に自分を向かわせればいいという。


また混乱は新たな理解を生み出す過程にも起きる現象で、過信することなくNLPを通して様々なケースを学んでんでゆくべきだと著者は語る。


著書「神経言語プログラミング」では、現代医療の仕組みを核心をついて指摘している。

著者によれば精神病の治療は、治療を遅らせることで儲かる仕組みになっているという。

自動車の修理に5年、10年かなり長い間待たされる、もしくは車の修理が完了しないというたとえ話は、最適な治療法があるにもかかわらずそれを取り入れない精神科医への辛口なコメントにも思える。

NLPは自分を知り、自己対話によって新しい自分を取り戻すことのできる格好のツールではないだろうか?

この本をじっくりと読み込み繰り返しNLPを行うことで、新たな気づきが発見できると思う。



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学習計画と実績表

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