2012年6月12日火曜日

覚えられないって、何回やったわけ?

 予備校生のカリスマ、安河内 哲也先生はそう語る。(できる人の勉強法)

安河内(やすこうち)先生は高校時代、クラブ活動に専念したため、成績は最下位に近かったという。

奮起して上智大学に入学するも、体育会系の登山部に入部し、空いた時間は、バイトとディスコに明け暮れ、勉強に専念できなかった。(なんか、おれとかぶっている)

大学の友人にきつい一言をいわれ一念発起。

アメリカ横断を決意する。

しかしアメリカでの生活で自信があった資格英語が、全く通じない。

先生はアメリカに住むを確保し、英語の勉強をはじめた。

朝から晩まで、英語漬けの生活をおくった。


その後、TOEICや国連英語検定などで高得点をマークし、予備校に勤務。

先生に勉強法は確実に覚えられる「音読」や「一対一ノート」などの勉強法を提唱、今までに350万人にエールを送った。

「英語の単語や例文は100回繰り返せ!」

ヒアリングやリーディングよりディクテーションやスピーキングを重視、使える英語は反射力、動作力が必要だと「できる人の英語勉強法」で熱く語っている。


安河内先生は予備校の授業で、生徒をやる気にさせる英文を黒板に書きなぐるのだそうだ。

先生の前で、「できない、もう年だから・・・。」という言葉はタブーだ。

英語は、相当の時間と工夫が必要のようだ。

安河内先生は船舶免許や社交ダンスなど英語だけでなく、さまざまなことに挑戦し続けている。

現在は韓国語にも挑戦中だとか。

2つの著書「できる人の勉強法」「できる人の英語勉強法」(ともに、中経出版)は、予備校生だけでなく、資格などを目指し勉強している社会人にむけて、熱いメッセージと勉強の王道が凝縮されたている。

「何かに失敗することが失敗ではなく、何もしないことが失敗なのだ。」


「安河内先生は、初めは小さな一歩でもかまわない。人生において夢を抱き、努力し続けることに価値がある」とも語っている。


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