2012年8月3日金曜日

読書論。

 今まで私はこの「読書トライアスロン」というブログで、さまざまな書籍に触れてきた。

読書は私に何をもたらしたのか?

それを自分なりに考えてみたい。

読書はよく「投資」といわれる。

「投資」をするからにはGainがなければならない。


今日は、投資としての読書を検証してみようと思う。

「読書」する書籍の選択は、自分が読み進めている本の文献からタイトルや著者を割り出す形態をとっいる。

たまに、BookOffでタイトルに興味をひかれたものも買うこともある。

本を選ぶ基準は、興味と関連ということになるだろうか?

ベストセラーといきっかけで本を読む人も多いかもしれないが、私は全く興味がない。

多くの方が読む内容の本が、本質をついた書籍とは限らないからだ。

逆に批判的な意見や、ほんとなの?という書籍に多くの発見がある。

物議を醸す胡散臭いといわれる本>>これが案外、面白かったりする。

その中で、自分の価値観や考え方を根底からぶち破る書籍がある。

そういった強力な書籍は、年に数冊あるかないか。

その類の本は、もちろん数回だけ呼んで理解できるものではない。

繰り返し書籍をひも解き、ノートにまとめ理解を進めるなければならない。

私の読書法は多読から、精読に切り替わったように思う。

速読は、その自分に必要な書籍を探すためにするものかもしれない。

精読は見開きや段落ごとに、一言でまとめ、本に直接「キーワード」書き込むといい。

このやり方で本を読むと、読んだ後も記憶に定着する。

字ずらを追うだけの読み方をもう少し変化さっせれば、興味は倍増する。

感覚て言うと、著者と対話するというもの。

読み進めながら、私は「だから?」と著者に突っ込みを入れる。

「何がいいたいわけ?」「なんで?」「で、何したらいいの?」というような自分の発言が生まれてくる。

もうすこし、つっこんで
「それによって、何がもたらされるの?」と独り言をいうときもある。



小学生の読書感想文があったけれど、大人の読書はそうはいかない。

つまり、ただ時間つぶしに本を読むのもいいかもしれないが、それは非常にもったいない本の読み方だ。

私はどちらかというと読んだ本を、きちんとノートにまとめたいほうだ。

まとめないと何が言いたかったのかを理解することは難しいと思う。

書籍を通して著者は、私に何を伝えたいのか?を感じながらメモをとる。


それから書籍が書いてあるとうりに、一応やってみる。

すべての本までとはいかないが、できるかぎりこの方式を取っているつもりだ。

他の方はどうかわからないが、私は読書フリークとしてはまじめなほうだと思う。

逆にそうしなければ、時間の投資どころか、読書しないほうがいい。

何でかといえば、1年前に何を読んだかすら忘れてしまうことがよくあったからだ。

だからまとめて内容を理解しながら、書籍に書いてあるとおりに忠実にやることを試みた。

これをすると、つんどくが無くなる。

一回だけでなく、何回か一度読んだ本を再読する。

回数を重ねる度、認識がたかまり理解が進む気がする。

偏った読み方、自分都合で情報を選び取るとる読み方は、自分の成長を促すどころか、硬い頭をより強固にする危険性をはらんでいる。

これは注意しなければいけない重要なことだ。

書籍によって行うべきことは2つ。

1.新しいことを取り入れ継続すること。

2.今までのやってきたことをやめること。

といういことは、この2つによっていくつかの目標が生まれることになる。

よって、この2つの事柄を達成できるようになっているかを、検証しなければならない。

自分にとって感動した本は1年後、2年後の再読を行うべきなのだ。

この作業によって、投資としての読書が計測されるのだ。


また想像の力を借りて、イメージの中で著者に会いに行ってもいい。

書籍の質問を著者になけかけて、直接話を聞くのだ。

このイメージ遊びはかなり面白い。

著者とのやりとりは、書籍に書かれていないことも知ることができるかもしれない。

部屋に著者が現れたら、著者は私に何とアドバイスするのだろうか?


私はこの読書を通して10年後にどんなことができるようになっているか?を時々想像する。

尊敬する著者の講演会に行けるかもしれないし、大好きな英語がペラペラになっているかもしれないのだ。

書籍の推敲によって、文章力が高まり本を作家としてデビューしているかもしれない。

イメージは広がるばかりだ。

私が仮に全く読書をしていなかったことを考えると、ちょっと怖い気がする。

読書は私にさまざまなことを与えてくれたと思う。

それは、私を勇気づけてくれるフレーズだったり、疑問に思っていたことの答えなどだ。

彼らは私に知恵と創造性を授けてくれることだけは、間違いなさそうだ。
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