2011年9月12日月曜日

NLP 速読術第4章-3 新行動生成とは?


Posted by Picasa新たにやりたいことの情報をインプットしたら、自分の行動に結びつけるためには、自己イメージを変える必要がある。

思いと行動には深い溝があり感じていることや、やるべき事を形にするには工夫がいるようだ。



「あんなふうなことがしたい」ということをイメージし自分の中で細かくリハーサルすることができれば、スムーズに自分を動かすことができるがというのが、NPLでいう「新行動生成」というものだ。




たとえば、イベントなどを行う場合、

①前日の準備や会場設定などを映画を見るように、客観的にイメージしてみる。

②イメージの視点を変え、当事者もしくは主観的に会場の場面を想像する。

心を静めて想像すれば「何が見えるか」「何を感じるか」が意識できる。

イメージの中で、自分が新しい行動を起こしている場面を、主観的にイメージしてゆく。

これは、頭の中で「これからどんな風なことが起きるか」ということも予測できる。

③もう一度客観的な視点に移り、第三者の立場から自分をイメージする。その場面の自分の行動がスムーズに行われるかを確認する。

イメージの中で、自分のとる行動に緊張した姿があれば、その場面でリラックスするために深呼吸をおこなうイメージをする。

このように、自分の行動やしぐさに調整を加えてゆく。

④③で調整を加えた新行動を、もう一度主観的にイメージする。



場の雰囲気や、会場で自分が元気に行動できたり、堂々と話をしている場面が想像できていればいい。

③と④との手順は、納得がいくまで、何度も調整を繰り返す。

⑤ 作り上げたイメージを一度リセットする。

体を揺り動かし、心の状態をリセットする。

⑥最後

自分が新行動を起こしたい場面を想像して、実践していればこれで完了。

当日の場面で、驚くほど自分の新しい行動ができているのに気がつく。

これは、新しい自分の発見にもなると思う。

これが新行動生成の一連のステップだ。



そのためには、呼吸法により自分の肉体をリラックスさせる必要がある。

肉体の緊張のこわばりは、神経に伝わり、自分を縛ってしまう原因を作る。

この一連のリラックス法を、NLPではハイパフォーマンスステートという。

それと同時に、自分の感情をネガティブな状態から、前向きな気分にきりかえる必要がある。

NLPでは、ネガティブモードを感じたら、体を揺り動かすことが第一ステップで、こんな単純なことがネガティブモードを解除するのだという。

そのあとに楽しかった光景を思い浮かべ十分の姿を空中から客観的に眺める。そのあと主観的に楽しんでいる情景に浸る。

これを目を閉じて行うと、下意識では楽しかった感情があぶれだし、瞳の奥が動き出す感覚になる。

楽しい気分を引き出すことができれば、なにかを始めようとする「準備段階」に入ることができる。

楽しい感情はポジティブな思考を引き寄せる。





これを卓越性の連鎖という。

またアンカリングといい、暗示や音楽などを使えば自分のの気分をリラックスした状態にすることができる。

NLPは自分とのコミュニュケーション術ともいわれ、考え方と行動に新しい息吹を吹き込んでくれる。

NLPとはイメージで自分の行動や思考パターンをプログラムしなおす、新しい自己改善法だといえよう。





書籍 NLP速読術 



著者 松島 直也


出版社 フォレスト出版

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