2011年12月21日水曜日

Photo Reading



書籍は、いきなり読み進めてはいけない。

その理由は読む速度よりも、連想したりする脳の速度が速いこと、そして意識上では8ビットしか情報をとらえられないことに由来する。

だから活字を頭から読む方法は案外集中力を欠き、読んだあと何が書いてあったかすら覚えていない場合が多い。

一方、フォトリーディングは楽しんで本を読み進めることができる。

脳は疑問やしりたいことの答えを探すそうで、その力を借りない手はない。


フォトリーディングのプロセス。

理想的な心の状態にはいるため、呼吸を整え何が知りたいのかのアファメーションを行う


書籍の目次や帯について、目を通す。

もし時間があれば、目次を丸ごとノートに書き写し、書籍がどんな構造になっているかを知る必要がある。

つまり書籍からどんなことを学びたいのかという目的が必要だ。

Photoreadingは、好奇心という力を借りる読書ともいえる。

書籍を雑誌をめくるように目を通し、全体の構成を調べる。

次に、文書を調査しキワードを探す。

フォトリーディングに入る前に、理想的な心の状態に入るために、ある儀式を行う。

これを高速学習モードという。

集中かつリラックスするのには理由がある。

脳波をアルファー波もしくはθ波にする。

これは訓練で誰でも可能だ。

そのあとフォトリーディングに入るのだが、特別な目の使い方ををする。

フォトフォーカスもしくはソフトアイというもので、視線を合わせずに文書全体を見る。

そして1秒ごとにページをめくる。

この作業は情報を下意識に送り込むために行うのだが、このような本の読み方は何百年前から始まっていたという。

そのあとは情報を熟成させるために、生産的休息をとる。

下意識に送り込んだ情報を、既知の情報と熟成させる。

書籍についての質問を行いその答えを探す。

スーパーリーディングとデッピングにより、スピーディーにほしい情報が書かれた個所を探す。

しりたい箇所を何がいいたいのか?という意図でどんどん読み進める。

最後にマインドマップに情報をまとめる。

最後に高速リーディングを行ってもいい。

高速リーディングとは、一気に読み通し、必要なところでは意識上で理解するためにゆっくり読む方法だ。

書籍の情報量は膨大だが、ポイントを押さえながら段階的に読み進めていく事ができれば、短時間で内容を理解することができる。

もしできるなら時間を区切って読むと、さらに集中できる。


以前読んだ書籍でも、もう一度読み返してみると「なるほど」と新しい発見もある。

書籍の内容を著者の伝えたいことを理解し、自分の意見をすり合わせる。

普段の生活や仕事においての人間関係などの疑問や問題は、書籍が教えてくれる場合も多い。

新しいことを知ることは、ついつい億劫になりがちだが、この本の読み方を知るとそれが次第にいい刺激になり好奇心がまして来る感覚だ。

私は最近、改めてフォトリーディングの凄さを実感している。


書籍 あなたも今までの10倍本が速く読める。

著者 ポール・R・シーリィ

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