パソコンでの大きな文字の教材は視野を広げ、記憶の定着につながる。
そうなんだ、早速大きな文字でタイピング・・・。
この「速読記憶術」の著者、若桜木 虔(わかさ
ぎ けん)先生の著書は、20代に速読の本で読ませていただいたことがある。
その当時は「速読とは何たるか?」が、わからないままだった。
この「速読記憶術」は2007年にかかれた著書だが、内容はかなり深い。
私の驚きは内容が、進化していたことだ。(というか、やっと先生に言われることが理解できた。)
なぜかとうと、速読と暗記をスムーズに行くように書いてあると感じたからだ。
一般的な速読は情報を潜在意識に取り込んで、そのあとで詳細読みをする手法が一般的だ。
速読は飛ばし読みという捉え方はあるが、実際に内容が理解できるかというと、少々疑問がある。
つまり、速読で情報をきちんと入力すべきなのだ。
2~3ページ読んで何が書いてあったを説明もしくは書き出しできなければ、何冊の書籍を速読しても無駄な作業になってしまう恐れがある。
速読で速さを求め把握力が落ちてしまっては、本末転倒ということになる。
情報は正確に把握できて初めてその情報が自分のものとなるからだ。
私は速読ができると感じていたが、かなりずれて本を読んでいたかもしれない。(反省。)
この本では、視野を広げ、瞬時に文章を理解するという画期的な”チャンキング”という手法を紹介。
この文字を読まずに感じるという概念は、かなり型破りな方法だ。
若桜木先生によれば視野を広げれば広げるほど、記憶力の定着率は上がるという。
この書籍は情報入力と記憶という、誰もが望むメタスキルをトレーニングによってマスターしようというものだ。
若桜木先生は文字の歴史から本来、記憶を弱めてしまう恐れがあるとも述べている。
文字は一文字づづでなく、塊で瞬時に理解できる”チャンキング”で読むべきなのだぞうだ。
本書には、このチャンキングをマスターするために大きなフォントで印刷されたテキストがついている。
この情報処理は、直列処理>>並列処理さらに複数行よみという、まさにページを丸ごと写し取ることも可能なのだという。
つまり記憶力を高めるには、目の使い方の訓練によって、大幅に向上するかもしれないのだ。
私は”文章を読まずに、画像として処理できることができば、すごいことになる”と直感で思った。
学習はさまざまな手法があるが、今までの捉え方では膨大な情報量を処理しきれないだろう。
いわゆる記憶力が人とは、情報処理の仕方がまるで異次元で処理すると気がついた。
この書籍は、非常に現実的でありさらにスキル資格を目指す人にとって、福音の書になることは間違いなさそうだ。
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